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甲山焼
 郷土岡崎が生んだ陶磁器。作陶当時は「かぶとやまやき」と呼称していたようだが、現在は「こうざんやき」と呼んでいる。明治初頭に京都から、九谷焼の指導から帰った永楽和全を招聘し、その指導をうけて作陶された。永楽和全が残した業績は偉大であり、全国的には「岡崎永楽」の名で通っている。
 本品は昭和57年8月岡崎市美術館で開催された甲山焼展にも出品された「絵高麗写鳳凰紋鉢」である。甲山焼は市内外で親しみ愛され多数あったと推察されるが、戦災に見舞われ大半が失われた。甲山焼を愛する私達にとっても、真に残念であり無念である。

              
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